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悪臭に対する苦情が増えています |
悪臭に対する苦情の件数は、近年減少傾向にありますが、平成24年で14,411件と依然として高い水準にあります。
この背景には、これまで見過ごしてきた身のまわりのにおいも敏感になるほど、においに対する人々の意識の変化が
あると考えられます。 |
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"いいにおい"だから大丈夫、と思っていませんか? |
一般的に"いいにおい"と思われるにおいでも、強さや頻度によっては不快なにおいになることがあります。
迷惑だと感じる人がいれば、そのにおいは悪臭なのです。
多くの場合、事業者は自分の出すにおいに慣れてしまっているので、そのにおいで困っている人がいることに
気がつきません。 |
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苦情の対象が多様化し、幅広い業種で対応が求められています |
最近では、ものを燃やすにおいや食べ物を調理するときに出るにおいをくさいと感じるなど、人々の意識も変わってきました。
このため飲食店などのサービス業においても、
悪臭への対策を求められるようになってきています。 |
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悪臭は悪臭防止法によって規制されています |
事業場から発生する悪臭を規制するため、悪臭防止法が定められています。
規制地域(悪臭の排出規制の対象となる地域。都道府県知事が指定)内のすべての事業場は悪臭防止法の規制対象です。 |
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対策を怠ると罰則が適用されます |
ひとたび苦情が発生してしまうと、事業者は何らかの対策を求められます。
規制基準を超える悪臭に対して適切な対策をとらないと、市町村長から改善勧告、改善命令が出され、さらには、懲役や罰金が科せられる場合もあります。裁判などによる和解を求める場合にも、多大な費用と時間がかかってしまいます。 |
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悪臭は未然に防ぐことが肝心です |
苦情が起きてから対策をするのでは、金銭的にも労力的にも負担が大きいばかりか、事業場のイメージも損ないかねません。
そんなことにならないよう、日頃から悪臭を未然に防ぐ取り組みを行っていきましょう。 |
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