“ファイバ”のフィルター表面には難燃剤が塗布されております。そのため、使用中フィルターに着火し一時的に燃え上がっても、難燃剤の自己消火性によりすぐに消化します。その原理を以下にご説明いたします。
[ 難燃性の原理 ]
難燃剤それ自身が燃焼して不燃性ガスを発生し、空気(酸素)を遮断して消化の効果を示します。
@ 万が一、フィルターに着炎した場合、周りにはたくさんの酸素(可燃性ガス)があり、数秒〜数十秒間炎が上がることがあります。
A その着炎により難燃剤が燃えることによって不燃性ガスが発生し、酸素(可燃性ガス)を希釈して消火します。
B フィルター表面は炭化(焦げる)しますが、炭化層には不燃性があります。
以上のことより、フィルターの難燃性にはご安心ください。しかし、長時間炎があたるとフィルターに付着した油やホコリに引火することもあり、危険ですのでご注意ください。常時フィルターに炎があたる場合は、念のためご使用をお控え願います。 |