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脱臭方式による分類
脱臭取扱品ラインナップ
脱臭取扱品ラインナップ
ハーホン気泡洗浄脱臭システム「ハーホン」 活性炭脱臭 セラミック脱臭 燃焼式脱臭 生物脱臭 オゾン脱臭
気泡洗浄脱臭システム「ハーホン」 ハーホン
水に脱臭液と気泡液を充填し、押込み圧で気液接触させる。液を噴霧したフィルターを臭気が通過し細かな泡が発生する。(泡は臭気を包み込む役割と表面に付着させる役割を担います。)泡に包み込む事と表面に付着させる事により、従来のスクラバーより脱臭効率を高めています。また脱臭液(水+脱臭液+起泡液)は循環しランニングコストを抑えます。
対象施設・対象ガス 食品関係会社(厨房臭気)・汚水及び下水処理臭
苦手臭気(不得手ガス) 煙系ガス・有機溶剤系ガス・高温ガス
初期の脱臭性能 約85〜98%
長所 ●ランニングコストが安価
●脱臭能力が高い
短所 ●給排水設備が必要
●圧力損失が高い(約1200Pa)
●電源が必要
●設備設置場所の確保(大きい為)
備考 高めの脱臭性能があり、コストもそこそこ抑えれる。理想的なバランスだが排水処理が必要になる。
活性炭脱臭ユニット ハーホン
活性炭(吸着剤)により臭気成分の捕集を行い脱臭する。捕集容量がライフとなる。歴史があり導入事例も数多くある事から、官庁の環境局などは進める方法論の一つになっています。
対象施設・対象ガス 全般 ※ガス条件:湿度60%以下、温度40℃以下が好ましい。
苦手臭気(不得手ガス) アンモニア系ガス・高温ガス・高湿度ガス
ハーホン 約99%(設計条件による)
長所 ●イニシャルコストが比較的安い
短所 ●交換作業が面倒である
●ランニングコストが高い
●湿度(水気)に弱い
備考 イニシャルコストは安く上がるが、ランニングコストに費用(活性炭の交換費用)が掛かるのがネックである。
セラミックハニカム脱臭ユニット ハーホン
吸着と触媒の効果で脱臭する。ハニカム状のろ材に臭気を通し吸着させる。吸着した臭気は、触媒分解作用(吸着 ⇒ 触媒 ⇒ 離脱)効果により、ろ材のライフは延命する。メンテナンスも平均3〜5年(メーカー公表値2〜10年)周期で維持が可能である。
※最近は簡易タイプ(安価バージョン)がある。但し、ライフが短い(半年〜1年程度)。
対象施設・対象ガス 食品関係会社(厨房臭気)
苦手臭気(不得手ガス) 煙系ガス・有機溶剤系ガス・高温ガス・高湿度ガス
初期の脱臭性能 約75〜90%
長所 ●電源などが必要ない
●空調の延長で話が出来やすい(フィルタ的感じで話が出来る)
短所 ●セラミックろ材の交換費用高い
備考 従来の活性炭では、厨房臭気に含まれる油分などにより活性炭表面が覆われ性能を発揮しきれない事が多かったが、セラミックハニカムは捕集した油分・臭気などを低分子化し揮発性成分に分解し放出する部分が大きな特徴となっている。ただ大量の油分などの進入・湿度・温度の高いガスは×。
オゾン発生装置  
オゾンを発生させ、その高酸化反応により臭気を軽減させるものである。また独特のニオイがあり、多少のマスキング効果も期待できる。運転費用も安価で済む。室内環境を整える脱臭装置と言うイメージより消臭機と言うイメージです。しかし、オゾン自身高濃度であれば人体に悪影響があるので、人が存在する環境での使用にあたっては、オゾン濃度の管理に注意をはらう必要がある。
※オゾンは殺菌作用があり、臭気対策以外に殺菌効果の実用例もある。
対象施設・対象ガス ホテル客室・トイレ・ゴミ置き場・ペットショップ・老人ホーム
苦手臭気(不得手ガス) 多風量排気処理
長所 ●ランニングコストが安い
●同時に殺菌効果が得られる
短所 ●管理面に神経が必要(オゾン濃度の管理)
●効果に時間が掛かる
●高濃度処理は不可
●排気処理には向かない
備考 あまり大きくない室内環境を整えるのに向く。排気処理などには向かない。
直接燃焼式・触媒燃焼式脱臭装置 ハーホン
直接燃焼は、ガス・石油などの熱源により、カロリーの高い熱で臭気の成分を燃焼する。触媒燃焼は、ガス・石油・電気などにより、およそ250℃〜350℃(仕様によっては温度が高いものもあり)に加熱する。酸化触媒用のろ材を使用し、触媒効果のもと脱臭する。
⇒ 共に脱臭性能は高い値を維持します。
対象施設・対象ガス 基本臭気全般だが特に有機溶剤系臭気(シンナー臭い)を排出する事業所
苦手臭気(不得手ガス) 多く不純物を含むガス
初期の脱臭性能 約99%
長所 ●安定した高い脱臭性能が確保できる。
短所 ●イニシャルコストが高い
●ランニングコストが高い
●設備設置場所の確保(大きい為)
●排ガス処理が必要(高温の為)
●前後のガス処理が必要
備考 脱臭性能は高い値を維持する事が出来るがその反面、機械設備が大きくイニシャルコストも高くなり、ランニングコストもガス・石油などを中心に使用し高額化するのがネックである。
⇒ (高いコストで性能を取る方向になる。)
※ガス成分により高度な前処理が必要な場合あり。
微生物充填式脱臭装置 ハーホン
凸凹した鉱物もしくは専用ろ材棟内へ充填、そこへ適度な水分を与えろ材を湿らせます。湿った環境に微生物が住み着き、臭気成分を分解する。微生物が活発に活動出来れば活性汚泥が出来てくるので、メンテナンス時などに、溜まった汚泥を洗浄する事が必要となります。
※汚泥の洗浄が無ければ、換気低減(詰まる)の原因となります。
対象施設・対象ガス ゴミ置き場・汚水及び下水処理臭・生ゴミ処理臭(生ゴミ処理機)
苦手臭気(不特手ガス) 高温ガス・有機溶剤系ガス・薬品系ガス
初期の脱臭性能 約65〜85%
長所 ●ランニングコストが安い
短所 ●給排水設備が必要
●直射日光の強い、完全屋外は×(ダメ)
●高濃度処理には向かない
備考 全体的にバランス(性能・コスト)良く、安定した脱臭性能が得られる。ただし、風量が大きくなれば、設備が大きくなりすぎるので設計条件には注意が必要。(少ない風量のものが好ましい。)微生物は空気と水が根絶すると死に絶えるので注意。
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